昔と今
医者との再開
僕が入院した病院は、子供の頃の治療で入院した病院とは別です。
そして昔は小児科でしたが今は血液内科という聞き慣れないところになりました。
僕は小児科の頃お世話になったお医者さんがこの病院に異動したという話を思い出し、小児科へ会いに行きました。
先生はまだこの病棟にいるとのことでしたが、たまたまこの時は席を外していました。
病室に帰り暫くするとその先生はわざわざ僕に会いに来てくれました。
何を話したかよく覚えてないんですが、
『今は小児科ではないから私は治せないけど、しっかりこの血液内科で治してもらって』
っていう事を言ってもらいました。
こんな形で再開はしたくありませんでしたが、元気をもらえました。
脱毛
昔の抗ガン剤治療では、髪は抜けはするものの急激に抜けることはありませんでした。
しかし大人の治療は別でした。
1月くらいで髪は抜け始め、その量もかなり多かったです。
髪が薄くなるとドライヤーの熱を直に感じて、乾かすのが大変でした。
タオルで拭いたり、手櫛をしたりしても髪はごっそり抜けます。
数日であっという間に髪は無くなりました。
昔に経験していた僕は抜けることは分かっていたのであまりショックではなかったです。
ただそのスピードにびっくりしました。
病院食
昔の病院食はとても食べられたものじゃなかったんですが、ここは割と食べられました。
大人になったから文句を言わなくなったというのもあります。
美味しいと思えるメニューも僅かですがありました。
凍ったマンゴーが好きでしたねw
ラーメンだけはまずくて大嫌いでした(⌒-⌒; )
病棟
昔は免疫が下がると隔離され、部屋から出ることはできませんでしたが、ここは病棟自体が特殊な作りになっており、空気が綺麗に保たれている為病棟内は自由に歩き回れました。
なのでシャワーも入れました。
これがすごく大きい!
因みに昔は湯船に入ることが許されていましたが、今は不衛生ということで無くなってましたね。
面会
基本的には家族しか許されなかったです。
そして子供は面会できません。
子供は菌を持っている可能性が高いからという理由だそうです。
幼稚園や小学校で菌をもらってる可能性があるからみたいです。
昔と比べると色んなルールが厳しくなっています。
命を守る為には当然ですが、改めて大変な病気だというのを実感しますね。