医学の進化
一通り検査が終わるといよいよ抗ガン剤治療に入ります。
昔の記憶が蘇ります。
また辛い日々が始まるのだろうか。
そう思っていました。
吐き気止め
以前にも抗ガン剤をする前には必ずするものでした。
しかし昔のものは全然効かず、寧ろこれから始まる抗ガン剤の象徴ということでそれによって吐き気を起こすようなものでした。(予期嘔吐)
だから期待はしていなかったんです。
いよいよ治療が始まるという時に渡されたのは小さなカプセル薬一つでした。
名前はイメンド。
これを3日間服用するとのこと。
僕は単純に疑問でした。
『こんな薬で吐き気が無くなるのか?』と。
これだけ?とわざわざ医者に確認するほどです。
久しぶりの抗ガン剤治療
いよいよ抗ガン剤治療です。
待ちに待ってない治療です。
最初の抗ガン剤は昔トラウマだったオレンジ色の抗ガン剤です。
(色だけで同じものでは無いかもしれません)
イメンドを飲み治療開始です。
昔であれば食事なんて以ての外で吐き気でダウンするところです。
ですが吐き気は全然やってきません!
衝撃でした。
あんだけ苦しんだ吐き気が全然来ない。
ましてやお昼ご飯が食べられるなんて!と。
医学はこんなに進化したのかと感動しました。
イメンドという薬が生まれたのは革新的だったそうです。
初めて白血病にかかった人からしたら吐き気は感じるかもしれませんが、吐き気止めが少しも効かない昔を知ってる僕からすると本当に衝撃でした。
服薬
以前と同様にプレドニンも処方されました。
昔は苦味が苦手でカプセルに入れてもらっていましたが、さすが大人になってからはそんな事はしませんw
苦味は変わりませんが…。
そして昔は異常な食欲が湧いて急激に太りましたが、今回はそれを気にして食べ過ぎないように注意しました。
以前ほど太る事はありませんでしたね。
顔は丸くなりましたが(^_^;)